キャバ嬢は枕営業で売上UPはできるけど代償のほうが大きい×

キャバ嬢が枕営業で稼いだお金は一時的なものに過ぎない

「枕営業」とは、自分の体を武器にして、肉体関係を持つことをエサに、自分の指名客として来店してくれる常連のお客さまを獲得しようとする営業手法。
キャバ嬢など水商売の女性には、事実かどうかはともかく、そうした噂がつきものです。

実際、キャバクラに来店される男性は、あわよくばキャバ嬢と深い関係になりたいと考えている人もいます。また、なかなか指名が取れなくて焦っているキャバ嬢が、自分から積極的に枕営業を持ちかけてしまうケースも見られます。

枕営業をすれば簡単にお客さまを獲得できそうですが、そのようにしてゲットしたお客さまは基本的に長続きしません。いったん肉体関係になってしまったお客さまは、それを境にわざわざお金を使ってキャバクラに会いにきてくれる機会が少なくなるものです。

もし、来てくださったとしても、それは「また寝れるかも」と期待して数回のみで終わってしまう、というケースがほとんど。釣った魚にエサはやらないというわけです。

なので、一時的には売上を上げることはできても、長い目で見ると結局はマイナスで、せっかくの「長く通ってくれる可能性のあるお客さま」を逃してしまいます。

最初のうちはお互いの利益が一致しているように思えても、枕営業で稼いだお金はほとんどの場合、あぶく銭のように一時的なものに過ぎないんです。

枕営業はキャバ嬢にとってリスクだらけ

枕営業に持ち込むこと自体は、そんなに難しいことではありません。むしろ簡単なくらい。

でも、枕営業をすることはキャバ嬢にとっていろいろなリスクがあって、代償の方が大きいです。どんなリスクがあるのか、具体例を挙げていきますね。

①相手が既婚者だった場合は慰謝料を請求されるリスクがある

もし、枕営業した相手のお客さまが既婚者だった場合、男女トラブルに巻き込まれてしまうリスクがあります。本気か遊びかに関係なく、体の関係を持ったということは、相手の男性と一緒に、相手の奥さまに対して不貞行為を働いたとみなされるのです。

つまり、不倫関係になったと判断されてしまうので、お客さまとの間に恋愛感情がなかったとしても、もし奥さまから裁判で訴えられた場合は、負けてしまうリスクがあります。

一夜限りならまだしも、何度も繰り返し会っていたとなれば、さらに不利になるでしょう。場合によっては、数百万円の慰謝料を請求されてしまうこともあり得ますね。

指名を獲得したくて枕営業をしたはずが、奥さまにバレて慰謝料を請求されるなんて展開になったら、指名料の何百倍もの大金が消えて無くなってしまうんです。これでは、本末転倒ですよね。

特に既婚者相手の枕営業は、リスクが大きすぎるので避けましょう。

②「枕営業しているキャバ嬢」というレッテルを貼られる

キャバ嬢に限らず、お客さまをゲットして繋ぎとめるために枕営業をする人は少なからず存在します。でも、周りの目は厳しく、どんな業界であっても良いイメージを持たれることはありません。

特に、高いプロ意識を持っているキャバ嬢からは、体を使って簡単に指名客を捕まえようとしている女の子のことを軽蔑しがち。

また、女の子側がいくら黙っていたとしても、相手の男性の方が自慢げに周りの人に話してしまうケースも結構あるんです。そういう噂はあっという間に広まって、白い目で見られてしまうでしょう。

さらに、他のキャバ嬢の常連だったお客さまを寝取ったなんてことになれば、ただ事では済まされません。修羅場になって、店を追い出されてしまうケースもあり得ます。

③望まない妊娠をしてしまうリスクがある

枕営業を何度も繰り返していたら、望まない妊娠のリスクがどうしても出てきます。自分でも、誰の子なのかわからないということになってしまう可能性もあります。

もし、堕ろすとなれば、費用だけでなく体への負担が大きいです。将来的に子どもが産めなくなるかもしれません。また、妊娠だけでなく感染症のリスクだってありますよね。くれぐれも自分の体を大切にしましょう。

④盗撮され動画が流出するリスクがある

もし、行為の途中で気づかないうちに盗撮されていたら、その動画が流出してしまうリスクがあります。また、動画の存在を盾にして、脅迫されるリスクも考えられます。

一度インターネット上に流出してしまったら、完全に消し去ることは難しいです。これからの人生を、そのようなリスクに怯えながら暮らすなんてバカバカしいですし、絶対に嫌ですよね。

枕営業はキャバ嬢にとって黒歴史にしかならない

目先の指名や売上のために、安易に枕営業に走ることはリスクが大きく、決しておすすめできません。将来、どれだけ後悔することになったとしても取り返しがつかず、黒歴史にしかなりません。

POINT!

枕営業なんて、実は女の子にとっては全然メリットがありません。むしろ、男性が得をするだけだと言えます。

なので、枕営業をしようか悩んだ時には、どうか思いとどまって自分の体を大切にしてくださいね。

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