新宿歌舞伎町で働く現役キャバ嬢が教えるキャバクラの仕事&ヘルプ

キャバクラの仕事内容

キャバクラ未経験の女の子にとって、キャバ嬢の具体的な仕事内容は詳しくわからないですよね。
キレイなドレスを着てお客さまとお酒を飲むだけではない、キャバクラでの仕事内容について、新宿歌舞伎町で働く現役キャバ嬢がわかりやすく解説します。

これから新宿エリアでキャバ嬢として働いてみようと思っている人は、ぜひ参考に読んでみてくださいね。

キャバ嬢の仕事は「究極の接客業」とよく言われます。

  • お客さまと贅沢で豪華な空間で一緒においしいお酒を飲む
  • お客さまとおしゃべりをする
  • お客さまと一緒にカラオケを歌う

来店されるお客さまに、楽しく過ごしてもらうのがキャバクラです。

仕事やプライベートで何か嫌なことがあったときでも、現実を忘れて賑やかに騒いで遊ぶことで、心身がリフレッシュできますよね。お客さまは自分好みのキャバ嬢と過ごすことで、満足感を得るためにお店に来られます。

キャバ嬢は、華やかなドレスを着て、ヘアセットをして、とにかく綺麗な女性でいることが求められます。外見的な美しさと個性を活かした接客で、お客さまの満足感を高めるのが仕事です。

キャバ嬢の店内での具体的な仕事から挙げていきますね。

待機する

待機というのは、キャバ嬢がお客さんの席に着くまで、店内で待っている状態のことをいいます。立ったまま待機か座って待機するかは、お店によって異なります。

待機中も時給は発生しているので、気が抜けません。
待機中にはお客さまにメールを送ったり、連絡を取る時間として使うことが多いです。

挨拶をして、お客さまの隣に座る

どのお客さまの席に着くか、ボーイさんの指示があります。軽く挨拶や自己紹介をして、お客さまの隣の席に座ります。

名刺を渡す

キャバクラでは、キャバ嬢は必ず自分の名刺を作っています。名刺は、お客さまに自分をアピールするの必須アイテムです。必需品名刺を渡すタイミングに決まりはありませんが、挨拶の時に渡すとスムーズですよ。

水割りなどお酒を作る

お客さまに何を飲むか確認して、お酒を作ります。
ウイスキーや焼酎など、好きなお酒を聞いたりしながら、お酒を作っている間も無言にならないよう、適度に会話します。

お酒を飲む

お客さまと一緒にお酒を飲みます。飲めない人はノンアルコールでも大丈夫。

おしゃべりを楽しむ

お客さまを飽きさせないよう、あらゆる話題に合わせながら楽しくおしゃべりします。
出身地や趣味など、何か共通点が見つかると盛り上がりやすいですね。

タバコに火をつける

お客さまのタバコに火をつけるのも大事な仕事です。最初のうちはタイミングが難しいと感じるかもしれませんが、慣れたら大丈夫。

延長交渉や指名交渉をする


キャバクラでは60分で1セットになっていて、時間が来たら延長交渉をします。
自動延長システムのお店には、延長交渉はありません。

指名交渉は、「場内指名(B指名)」と呼ばれるものです。場内指名というのは、本指名の女の子がいない場合や、本指名の子以外に場内(キャバクラ内)で気に入った女の子がいる場合の指名方法のことで、場内指名を受けたキャバ嬢は、帰るまで交替ナシで接客をします。

指名交渉の時には、さりげなく軽いボディータッチなどをするのが、指名確率を上げるテクニックです。

ボトル交渉する

キャバクラでは、飲み放題に含まれるハウスボトル以外の飲み物を頼んでもらうことで、売上に繋がります。指名をいただけるようになったら、お客さまに合った価格帯の値段のワインやシャンパンを交渉します。

連絡先を交換する

キャバクラで働いていたら、お客さま連絡先を交換するのは当然!
指名をもらえなかったときでも、次に繋げる努力は欠かせません。

勤務時間外で営業活動をすることも

お店が終わってからアフターでお客さまと新宿の街に繰り出して、食事やカラオケに行くこともあります。

キャバ嬢の仕事は、キャバクラの店内にいるときだけ頑張っていれば成り立つものではないんです。お店の外でもお客さまと頻繁に連絡をとり合って、忘れられないように関係性をつくる必要があります。

そして、来店や指名の交渉を、同伴の交渉をするのも売上アップには大切な営業活動です。同伴では、お客さまと食事に行くこともありますよ。

勤務時間外の地道な仕事は、自分の売上やお給料をアップさせるための大切な仕事なんです。

ヘルプのキャバ嬢の役割

キャバクラで「ヘルプ」のキャバ嬢の役割は、本指名の女の子がいるお客さまへの接客です。ヘルプと聞くと、何となく新人の仕事とか、誰でもできる稼ぎに繋がらない仕事と思われがちだけど、決してそんなことはありません。

人気のキャバ嬢はたくさんのお客さまから指名をいただくので、本指名が被ることがあります。つまり、お目当ての女の子が他の席についている時間が発生してしまうんです。

そのときに、お客さまのテーブルの場を持たせる“つなぎ”をするのが、ヘルプの重要な役割です。ヘルプをきっかけに、どんどんお客さまを増やしていく女の子もいるんですよ。

キャバクラでヘルプをする時のルール

キャバクラのヘルプには、女の子たちが気持ちよく働けるように、ルールが決まっています。ヘルプ席につく場合、そのお客さまは他のキャストの指名客です。

もし、ヘルプの子がベタベタして、お客さまがヘルプに指名替えしたいと言い出したら、女の子からもお店からも叱られてトラブルになってしまいます。
連絡先交換もNGです。あと、指名している子の話題は極力避けます。悪口を言うなんて論外です。

ヘルプ嬢のルールまとめ

・指名嬢がいるお客さまにボディタッチなどべたべたしない
・指名嬢がいるお客さまと連絡先の交換をしてはいけない
・指名嬢の悪口や個人情報をお客さまに漏らしてはいけない

現役キャバ嬢の体験談

キャバクラは、世間で言われているような「お酒を飲んでいれば稼げる」なんて簡単な職業ではないけれど、とてもやりがいがあります。

少しずつ指名をもらえるようになって、初めてボトルを入れてもらえたときはホントに感激でした。向上心を持ってコツコツがんばっていたら、キャバ嬢は資格や学歴がなくても、自分次第で時給をどんどん上げることができるし、売れっ子になれば1ヶ月で親の年収を超えるほど稼いでいる女の子も普通にいますよ。

私は将来、自分のバーを持つのが夢で、今はお金を貯めたくて新宿歌舞伎町のキャバクラでキャバ嬢として働いているけれど、稼げる金額がケタ違いなので、すごく夢がある職業だと思います。

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